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2024年08月21日

福島第一原発の廃炉について

先日NHKの番組で福島県で津波被害にあった東京電力福島第一原
の廃炉がどのように行われているのかを放送していました。

現在、2011年の事故から核燃料デブリを最長40年で完了する
いうロードマップで13年が過ぎていますが、880トンあるデブリを
1gも取り出せていない状況で、仮に取り出せたとしてもそれを
受け入れる自治体はどこも手を挙げていません。

周辺の建物を除去し地下にトンネルを掘って基礎を固め周囲に
壁を張り巡らせ田構造物に水を流し込む冠水工法や、重点固化
工法でセメントで充てん剤を入れ固まった構造物を掘削しデブリを
回収する方法も調査に時間がかかりすぎたり、周辺建物除去に
時間がかかりすぎて廃炉のロードマップの40年では到底できそう
にありません。

また地下水が原子炉建屋に流れ込んで、毎日90トン発生している
汚染水は今後も発生し続けます。

40年という歳月は最初に東電が必ずやると言った幹部の責任を
問えなくする期間であり、今のようにやっていたら100年経って
廃炉は実現しないと思います。

2051年までに、どれだけの廃棄物が今後蓄積されるのか
それらの処理をどうするのか?
仮にデブリを取り出せたとしてそれをどう処理するのか?
廃炉とは単にデブリを取り出すだけを意味するのか?

福島第一原発の電気を東京の人も恩恵を受けてきたから、一緒に
なって考えるべき問題であると言った人もいましたが、今の
日本の技術では手に負えない達成できないことで、東電も根拠が
あってロードマップを30−40年作った訳でもないので、福島で
早期にコンクリートで埋めてしまって処理するしかないと思います

また原発を再稼働しようとする動きがあり、閣議決定で再稼働を
することを決めていますが、地震が日本中のどこでも起こる
可能性があるので、現在の原発を徐々に廃炉にしていき
再稼働などもってのほかと思います。

出典:Vol.343   <2024年8月17日>
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□□□■□□□□□□■□□   ジャパンタウンを世界につくろう!
posted by Mark at 19:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 原子力 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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