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2024年05月16日

矛盾だらけの「核のごみ」ー地域に押し付けてよいのか

「核のごみ」とは原発から出る使用済み核燃料を再処理する過程で発生する、高レベル放射性廃液をガラス固化したもので、人が近づくと短時間で死に至るほどの強い放射線を出す危険なものです。地下300メートル以深の地層に埋めるとされていますが、その最終処分場はまだ候補地すら決まっていません。昨年、地質の専門家300人余りが「火山国とも地震国とも言われる日本は、地殻変動が極めて活発」とし、「日本に適地はない」と指摘しました。

この「核のごみ」をめぐり、5月10日、佐賀県玄海町の脇山伸太郎町長が、選定プロセスの1段階目となる「文献調査」の申し入れ受諾を表明しました。一方で、市民団体や自治体議員連名が反対の要請書や受け入れに反対する署名を相次いで提出しました。

核のごみの文献調査受け入れを行った、北海道寿都町や神恵内村では、深刻なコミュニティの分断が生じています。

そもそも、原発の稼働は、こうした危険で矛盾だらけの核のごみを増やし続けることにつながります。危険な原発と何万年もの管理が必要な核のごみを、地域に押し付けてよいのでしょうか。

5月29日、核のごみの受け入れに反対し、さまざまな取組みを行っている「玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会」の石丸初美さんを迎えてオンライントークを開催します。(満田 夏花)
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posted by Mark at 18:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 原子力 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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