19日のリムエネルギー総合指数22種(レックス22)は、先週末比0.99ポイント下落し106.53と反落した。国内(9種)は107.55(先週末比0.06下落)、輸入(9種)は100.67(同2.31下落)、輸出(4種)は111.38 (同0.57下落)。
国内指数は総じて下落。灯油は京浜渡しで同0.55ポイント、阪神渡しで同1.47ポイントそれぞれ軟化した。原油価格の下落を映した。
一方、軽油は阪神渡しで同0.45ポイント切り上がった。買い気の強さが相場を引き上げた。
輸出入指数は全面安。取引時間内の原油安に加え、外国為替相場で円高・ドル安に振れたことにより、各製品の下げ幅が拡大した。LPGのプロパンは同1.22ポイント、ブタンは同1.20ポイント切り下がった。相場は需給引き締まり感により上昇したが、円高・ドル安により押し下げられた。
また、液化天然ガス(LNG)は同16.29ポイント大幅に下落した。取引限月が3月から4月に移行したため、取引水準が引き下がった。さらに、冬場の需要期が終わりに近づいているため、買い気は減少している。
なお、輸出入軽油は同0.51ポイント超、輸出入ベンゼンは同0.63ポイントの下げ幅となった。
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